活動方針

研究室では、各自の研究テーマに沿って既存システム/技術と文献を調査し必要となるシステムの全体と各種機能を設計しそのプロトタイプシステムを構築して機能評価や性能評価を行い成果をまとめることになります。これらの活動に係る研究室の方針は次の通りです。

1.努力を継続する

研究を進める上で大切なことは、研究課題に応じた知識と技術を欲し、努力して手に入れ、自身の血肉にし続けることです。最初から何の苦労もなく研究が進むわけは無く、何度も考え抜き、やり直すことが当然です。いい加減な努力に対するやり直しでは何の成果も出ません。本気で努力したことに対する、本気のやり直しを繰り返すことによって、初めて研究が少し進みます。

2.時間を意識する

確実に前進するために、何の作業にどの程度時間がかかるかを自分で見積もり、時間を大切に使いましょう。計画を立てて作業を進め、進捗状況を確認し、必要に応じて作業内容を調整することが重要です。もちろん、趣味や休息の時間も大切ですから、時間をきちんと意識してよく考える必要があります。まずは、研究に関する作業時間を記録し続ける習慣を身に付けましょう。

3.研究室を活用する

研究室は研究をする場所であり、研究室を活用することで研究を効率良く進めることができます。研究室には切磋琢磨する仲間がいます。研究室では学生同士の相談や情報交換が容易にできます。研究課題が異なっていても、考え方や多くの作業は共通しています。その共通のものを皆で共有し、研究を進めるための相乗効果が得られるよう研究室を活用しましょう。

4.前向きな心構えを持つ

前向きな心構えを持ち、研究に挑む決意を固めれば、充実した日々の入口に誰でも立てます。充実した日々を過ごしたい気持ちは、皆に共通していることでしょう。もし、気持ちの切り替えが必要なら、躊躇せずに切り替え、前に進むことにしましょう。自らを鍛え上げ仲間と過ごす日々の先には、確かな研究成果と成長した自分自身が待っています。